パーペチュアルムーブメントの誕生

ロレックス3大発明と言えば優れた耐久性と高い防水性能を持つオイスターケースと、「デイトジャスト機能」、高い精度を誇る自動巻きムーブメント(パーペチュアル)を搭載したロレックスの原点ともいえるモデル「オイスターパーペチュアル」であります。
1931年、ロレックスは世界初の自動巻メカニズムを持つパーぺチュアルローターを開発しました。真の芸術作品と呼ぶにふさわしいこの独創的な機構は、現在のあらゆる自動巻腕時計の原点となりました。
100年の歩みを誇るロレックスの歴史は、腕時計製造分野での数々の偉業の連続といえますね。伝統的な懐中時計を上回る精度の腕時計を作ることに目標を定めた創業者のハンス・ウイルスドルフは、1910年に腕時計で世界初となるクロノメーター公式証明書を獲得し、1926年には、精密なムーブメントを保護する世界的に有名な、オイスターケースを誕生させ、さらに、1931年には、時計のゼンマイ張力を常に同一に保つことによって、より精度を高める自動巻きのローターメカニズム、パーペチュアルを発明しました。手首のわずかな動きによってローターが自動的に巻き上げるパーペチュアル・ムーブメントの誕生は、手でゼンマイを巻く時計を過去のものとした革新的な発明でありました。パーペチュアルムーブメントは自動巻き時計の先駆けとなったのです。
1931年に発表されたパーペチュアル・ムーブメントを搭載したモデル。

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